Episode 0642026年7月27日4ページ
天気判定は難しい
Raspberry Pi 4のローカルAIで、定点写真を分類する
Raspberry Pi実践ガイドで、目的別に関連する記録を探す →



漫画に入りきらなかった話
窓辺のRaspberry Piカメラで、川と遠くの街並みを5分ごとに定点撮影できるようになりました。人や近隣の家をなるべく映さない画角なので、人流分析には向きません。似た景色が続く記録から別の楽しみ方を作れないかと考え、私は写真から天気を判定する実験を始めました。
CodexやChatGPTのAPIへ画像を送る方法もありますが、5分ごとに継続して判定すると小さな料金も積み重なります。そこで外部サービスを呼び続けるのではなく、Hugging Faceで公開されているAIモデルをRaspberry Pi 4へ入れ、保存済みの写真だけで動かせる仕組みを試しました。
小さな機械の中だけでモデルが動き、試した範囲では処理も重すぎなかったことは大きな収穫でした。一方で夏の晴れた写真は、少しかすんだ青空のためか「曇り」になりました。夕方の光が弱い写真では、ぼんやりした景色を「霧」と判断することもあります。
写真一枚の見た目だけでは、時間帯や季節、空気感まで考慮する人間の判断を再現できません。画像を外へ送らず、判定ごとの課金を避けられる利点はありますが、現在の結果を天気記録として信用することはできません。ローカルAIを動かせることと、正しく当てられることは別の課題だと分かりました。
てるてる坊主を作る娘たちの横で、私は判定方法の改善を次の宿題にしました。定点カメラは、正解を一語で出すためだけでなく、景色の変化を振り返る記録としても使えます。まずは誤判定の条件を知るところから、無理のない改善を続けます。
この話のAIクイズ
難しさを選ぶと、ChatGPT APIがこの話に関する3択クイズを作ります。
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