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Episode 0582026年7月21日4ページ

リベンジ、Webターミナルアプリ

作り直すのではなく、ttydとtmuxを使いやすくする

クイズに挑戦
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漫画に入りきらなかった話

Webターミナルは、私が作ったローカルアプリの中でもっとも利用頻度が高い道具です。Raspberry Pi上でオープンソースのttydを動かし、iPadやiPhoneのブラウザからCodexを操作しています。以前、独自のWebターミナルをゼロから作ろうとして、GPT-5.6を使っても完成までたどり着けませんでした。それでも、ttydを土台にした改善は日常の中で続けていました。

ttydをそのままタッチ端末で使うと、スクロール、コピー&ペースト、日本語入力などに不便が残ります。そこで私は、ターミナル本体を作り直す代わりに、周囲へ独自のラッパーを用意しました。よく使う操作のソフトウェアキーやCodexの使用量表示を追加し、毎日使って見つけた不便を外側から少しずつ補う方針です。

iPhoneでオンスクリーンキーボードを開くと、キーボードが画面に重なる一方でターミナルの表示領域は元の大きさのままになり、入力中の行が見づらくなります。この問題には、キーボード表示中だけアプリの表示領域を縮め、残った画面内へターミナルを収める方法を追加しました。スマートフォンでターミナルを使う無理のある操作も、こうした小さな調整で現実的になります。

もう一つの課題はtmuxでした。tmuxを使うと、iPadとiPhoneから同じターミナルセッションへ接続でき、端末を替えても作業を続けられます。しかし画面サイズを基準に表示するため、通常のブラウザのように指で過去の出力へ遡ることはできません。以前の内容を見るにはコピーモードへの切り替えが必要で、長いコードや説明を出力するCodexとの相性がよくありませんでした。

そこでGPT-5.6に依頼し、ラッパー側へ必要な時だけ過去の出力を指で遡れるスクロールモードを追加しました。少し前にCodexが示したコードや確認事項を読み直しやすくなり、iPhoneとiPadのどちらからでも作業を続けやすくなりました。既存のttydとtmuxの役割を残し、足りない操作だけを補う方法なら、実際に毎日使える改善につなげられます。

この経験で、AIがあれば何でもゼロから作れるわけではない一方、既存のオープンソースと小さなラッパーを組み合わせる作業には大きな力を発揮すると分かりました。80点の道具を捨てて100点を作り直すのではなく、使う本人にとって重要な数点を積み上げていく。スクラッチ開発へのリベンジは、作り直すことではなく、使える土台を見極める形で成功しました。

この話のAIクイズ

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難しさを選ぶと、この話に関する3択クイズをAIが作ります。毎回少し違う問題が出ます。

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